知っておきたいダイアリー

鳩やカラスなど鳥類の死骸処理方法とは。手を汚さずに回収してもらう方法

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鳩やカラスなど、鳥の死骸を見つけたとき、どのように処理すればいいのかわかりませんよね。
でもそのまま放置しておくわけにもいかないですし、何かしら行動に移さなくてはならないのが人の心情というものです。
こんなとき、自分でどのように対処するか、どこに連絡して対処してもらうのがベストなのか調べてみました。

〇鳩やカラスの死骸を見つけたらどう処理すればいい?

鳩の死骸を見つけたら、あなたならどうしますか?
鳩などの鳥の死骸を見つけた場合は敷地内か公道で対応が分かれます。

敷地内で鳩やカラスの死骸を見つけたら

もし、自分の家の庭や駐車場に鳩やカラスが死んでいたら、鳥インフルエンザなどの疑いもあるので死亡した鳩を素手で直接触らないようにしてください。
ゴム手袋やゴミ拾いで使う火ばさみ等で死骸をダンボール箱やゴミ袋などに入れて、マジックなどで「カラス」と書き、「燃やせるゴミ」として普段ご利用のゴミ収集所へ捨てて下さい。
ただ、時期的に鳥インフルエンザが流行っている場合には、そのままにして市役所や保健所に通報して回収してもらうというのが一番の方法です。係の人が対応してくれます。

道路で鳩の死骸を見つけたら

道路沿いや道端に鳩の死骸を見つけた場合は、国道交通省が管理している道路緊急ダイヤル「#9910」に電話をして連絡をとります。
道路といっても国道か市町村道なのかにより、それぞれ管理している部署が異なります。
そのためその部署にも連絡をしなくては鳩の死骸を適切に処理してくれません。
しかし道路緊急ダイヤルに電話をし、住所と大体の目印を伝えるとその場所の管轄の部署に連絡をとってくれます
カラスの死骸があった道路が国道なのか県道、市町村道なのかを確認する手間が省けますのでカラスの死骸を見つけたら道路緊急ダイヤル「#9910」に連絡をして事情を話すのが一番の方法でしょう。

道路緊急ダイヤルは「#9910」に無料で繋がり、携帯や固定電話でもかけることができ、受付時間は24時間なので、いつでも連絡を取ることができます。

時間がないときは?役所が受付時間外のときは?

通勤途中で見つけた、対応する時間がないとき、役所が受付時間外のときというのがあります。
そのような場合でも道路緊急ダイヤル(#9910)は有効です。
担当の方があなたに変わって対応する都道府県の専門部署に連絡をしてくれます。
ただし都道府県等が管理する道路については、夜間・土・日・祭日は早急に対応出来ない場合もあります。
ですが通報をすると後は任せることができるのでこちらの手間が省けます。

〇自分で処理する場合の注意点は?

これは、鳥インフルエンザの疑いを考えて、素手で触らないということです。死亡したカラスはどんな理由で死んだかわかりません。寿命かもしれません。そうでないかもしれません。あるいは、鳥インフルエンザなどの病気で死んだ可能性も考えられるのです。
もし、万が一何かしらの病気で死んだカラスの場合、それに直接触れるということはとても危険なことです。
自分の家の庭や駐車場などでカラスの死骸を発見した場合、土地管理に関与するために、その土地の私有者もしくは発見者が処理を行うように定められています。
市役所の環境課や保健所に任せることもできますが、それが面倒な場合は自分で処理することになります。
できるだけ素手で触らず、死骸をダンボール箱やゴミ箱などに入れて処理するようにしてください。
また、処理する場所を空き地や公園などの自分の土地以外の場所で埋葬を行うなどしてしまうと、不法投棄となりますので、注意が必要です。

〇なぜ家の敷地内と道路で対処の違いがあるの?

家の敷地内で鳩の死骸を発見した場合は、私有地の持ち主が処理を行うように定められています。一方、道路の場合は、動物愛護法による法律の第4章の第36条に「道路、公園、広場その他の公共の場所において疾病にかかり、若しくは負傷した犬、猫などの動物または犬、猫などの動物の死体を発見した者は所有者が分からない場合は都道府県知事などに通報するように努めなければならない」と記載されていることから、道路沿いや道端でカラスの死骸を見つけた場合は然るべきところに連絡をする必要があります。

〇まとめ

鳩やカラスなど鳥の死骸を見つけたときの対処は敷地内と公道で別れます。

自分の家の庭や駐車場などで死んでいた場合
市役所の環境課か保健所へ連絡をし、回収・処理をしてもらいます。
自分で処理をする場合には、ゴミ袋に等に入れて燃えるゴミとして出しましょう。
鳥インフルエンザなどの病気などの可能性も考え、素手では絶対に触らないようにしましょう。
道路などで発見した場合
国道交通省が管轄となるので、「道路緊急ダイヤル(#9910)」に連絡し、処分を頼むことができます。
こちらは24時間通話料無料、役所の対応時間外でも受け付けてくれます。
時間がなくても通報させすれば後は対処してくれるので、見つけたら出来るだけ早く通報しましょう。

死骸を放置しておくことは好ましくないので、適切な処理を適切な業者に頼むといったことが大切です。

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