知っておきたいダイアリー

デパスの副作用や依存性を知ってもしやめたいと思っているのなら・・・

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デパスはエチゾラムという一般名でも知られている精神安定剤です。ジェネリック医薬品も多く作られるほどスタンダードな抗不安薬ですね。

 

当然それだけの効果があるということもありますが、デパスの場合は即効性が高いという点も医師や利用者から支持されている理由とも言えるでしょう。

 

比較的副作用の少ない薬としても認知されているのですが、副作用の一つに服用すると眠気が出るという点から睡眠薬としてデパスを用いている方もいます。また、依存性もあると言われていてやめたいのにやめられないという声もあります。

 

そんなデパスの副作用や依存性についてもう少し掘り下げて紹介したいと思います。

デパスの副作用にはどんな症状がある?

デパスの成分として使われているエチゾラムを含む系統の薬は一般的には安全性が高いという優れた特徴を持っていますが、副作用もあります。

 

比較的軽い副作用の症状としては眠気・ふらつき・めまい・倦怠感などです。重い副作用としては薬への依存・興奮状態・呼吸抑制などが挙げられます。

 

ただ先程のように基本的には安全性が高い薬の分類になるので上記のような重い副作用の症状は滅多に出ないと考えていいと思います。

 

実際にデパスを服用している方の報告で多い副作用は女性の生理不順やぼ~っとしてしまう、物事が考えられなくなるという副作用です。そのため、仕事が手につかないという悩みを抱えている人も多いです。病院では処方の際に服用中は車の運転を控えるようにと指示があります。

 

デパスの副作用としてはこのように命にかかわるようなものがあるわけではなく、どちらかというと日常生活に支障が出てしまうというほうに悩みを抱えている人が多くいます。

 

副作用ではなく、飲みあわせが悪かったり、デパス自体が体に合わないということも考えられるので何か不調を感じた場合は処方された医師に相談をしてみましょう。

 

デパスの副作用に対する対策としては必要最小限の量に留めることが重要とされています。もちろん用法・用量を守るということも重要です。過剰摂取は次に説明する依存にもつながってしまいますので。

 

デパスに依存性はあるの?

デパスの副作用の一つに「依存」があることからもわかるようにデパスを長期間服用したり、大量に摂取すると依存状態になってしまうことがあります。

 

薬に頼りがちになってしまうと、体もそれに慣れてしまうためやめにくくなります。そして、依存状態になっている時にデパスの服用をやめると不安や不眠、イライラや幻覚など思ってもみなかった症状に悩まされることもあります。

 

もし、依存状態になってしまった場合は急に服用をやめるのではなく、少しずつ量を減らして徐々にやめていくというイメージを持ちましょう。飲んでいる量にもよりますが、1日ではなく数か月間かけて0にしていけば良いのです。そうすれば体もゆっくりと順応するので離脱症状も少なくなるはずです。

 

場合によってはデパスの依存も薬物依存ですので精神科に通院しなければならなくなる可能性もあるでしょう。

 

デパスの依存に陥るパターンとしては毎日同じ量を飲んでいると体に耐性が付き、同じ量を飲んでも効いていない感覚に陥って量を多く飲んでしまうところから始まることが多いようです。

 

また、医師にデパスによる依存だと説明しても受け入れられないことも多いです。それを考えると薬物の身体依存依存というよりかは精神依存の感覚のほうが強いのかもしれませんね。

 

デパスをやめたいと思っているなら

デパスの副作用や依存性からデパスをやめたいと思っている人も多いようです。
デパスは基本的に体内に蓄積されていくような薬ではないので飲み続けていてもそのことで体に害を及ぼすということはありませんが、日常生活に支障が出る部分を懸念しているのだと思います。

 

デパスとやめたいという場合、まずは医師に相談をしてみましょう。
いきなりやめようと思っても離脱症状などが出てしまい、余計にやめられなくなる可能性があります。それまでにどの程度の量を服用していたのかなどにもよりますが、まずは減薬からということでデパスのような効果が短期間だけ持続する薬から長期間効果が持続する薬への置き換えなどが行われます。

 

このようにして徐々に薬の量を減らしていくことでゆっくり断薬をしていくイメージです。

 

それと同時に抗不安薬や睡眠薬をやめたい場合に重要なのが生活習慣の見直しです。不安を感じるという問題はとても根が深いものですが、うつ病や不眠症といった精神疾患を抱えている人はそうでない人に比べてセロトニンが不足していることが多いです。

 

セロトニンというのは幸せホルモンとも呼ばれているホルモンで精神の安定に大きく影響します。安易に抗不安薬や睡眠薬を処方するのではなく、まずはセロトニンを増やすために日常生活の見直しや改善をまず勧める医師もいます。

参考:セロトニンを増やす生活習慣やサプリ・食べ物

 

考え方としてはデパスの他の薬への置き換えと同じようなものなのかもしれませんが、薬以外に頼れる柱を作って薬を飲まなくても大丈夫という自信を付けることが大事です。

 

あとがき

デパスの副作用や依存性、やめたい場合にどのようにしていけばいいのか調べてみました。
調べている過程で、結構多かったのは医師に相談しても安全な薬だから大丈夫と言われてそのことが逆にストレスになっているという人も多くいるようでした。

 

そういった場合はセカンドオピニオンや、やめたいという意志をはっきり伝えることも重要です。また、安易に睡眠薬としてデパスを使い始めたらやめられなくなったという声も多いです。もしまだデパスを飲み始めていないのであればセロトニンを増やすために生活習慣を改善するなど、まずは薬に頼らずに改善できる方法を模索してみてはいかがでしょうか?

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