今年はなんかとても空気が乾燥しているみたいで
関東地方に住んでいるのですがかなり早い段階から
乾燥注意報が出ていますね。
空気が乾燥してくると必需品となるのが加湿器です。
加湿器には色々な種類がありますがこの記事では自分が使っている
超音波式加湿器の特徴について紹介したいと思います。
超音波式加湿器には安い、デザイン性が高いといったメリットが
あるのですがそれ以上にデメリットや危険性のほうに注目が
集まっているので今回は超音波式加湿器のデメリットについて
実際に使ってみた感想と一緒に手入れの仕方なども紹介します。
超音波式加湿器を購入しようか迷っているという人は
ぜひ参考にしてくださいね。
超音波式加湿器のデメリット、白い粉が出る?雑菌を吸い込む?
超音波式加湿器のデメリットや危険性としてよく言われているのが、
以下の3つです。
・周辺の家具などに白い粉が付着する
・雑菌をばら撒いてしまう危険性がある
・加湿のし過ぎによって水滴が発生しやすい
これは超音波式加湿器が水を直接噴射するという仕組みになっているので
水の中に含まれるカルシウムなどのミネラル分がそのまま周りの家具等に
付着をしてしまい、乾いた時に白い粉が汚れのように見えるという話です。
特に黒や茶色系の家具等に付着すると余計目立つようです。
これに関しては僕はあまり気になったことはありません。
ただパソコンやテレビの近くなど精密機械の近くでは
一応使わないようには気を付けています。
白い粉が付着した場合も布巾などで拭き取れば簡単に落とすことができます。
ですのでこの白い粉問題は超音波式加湿器のメリット(コスパ等)も考えると
そこまでデメリットにはならないかなと個人的には思います。
超音波式加湿器は熱くならないのでお子様のいる家庭では火傷のリスクが
ないという点に魅力を感じている方も多いと思いますが、
雑菌をばら撒いてしまうなら話が変わってきますよね。
おそらくこれが超音波式加湿器の最大のデメリットとして危惧している方が
多いんじゃないかなと思います。
先程のように超音波式加湿器は水をそのまま噴射する仕組みなので
タンク内の水が汚れていればそれをそのまままき散らす形になります。
※加熱式の加湿器などは加熱をしているのでタンク内の水に雑菌がいても
大部分は死滅させることができるのでリスクはかなり低いです。
実際に超音波式の加湿器が原因となってレジオネラ菌に感染し、
死亡してしまったという例も過去にありました。
全く手入れをしていない、抵抗力が弱いといった状況が重なると
このような最悪の悲劇が起こってしまう可能性もあります。
これらを防ぐためには後程紹介しますが、毎日の手入れが必要です。
それが面倒というのも超音波式加湿器のデメリットと言えるでしょう。
超音波加湿器の仕組みは霧吹きを使って湿度を上げているような
ものなので他のタイプの加湿器に比べると水滴が発生しやすい
傾向があります。
もちろん使用している時間や強弱によって変わってきますが、
これは実際に僕も使用していて思いました。
特に強さをMAXで使うと近くの壁や床に水滴が付きます。
これも拭けばいいだけの話ですが面倒だと言えば面倒です。
もし超音波式の加湿器を購入しようと考えているのなら
上記のデメリットについては知っておいたほうがいいでしょう。
超音波式加湿器のお手入れの仕方
超音波式加湿器の手入れですが、各機種によって多少の違いが
あると思うので基本的な手入れの仕方を紹介します。
何度も言いますが、超音波式加湿器は水をそのまま噴射するので
タンク内の水が汚れてしまったら最悪です。
水道水にはごく微量の塩素が含まれていますが、その塩素による
殺菌効果は30分程度と言われており、そこから徐々に水は
雑菌が増えていってしまう状態になります。
綺麗な水をということで浄水器の水を使用しようと考える人も
いるかもしれませんが、飲む場合とは異なり、浄水器の水は
加湿器に使用することを考えるとただの雑菌が繁殖しやすい水なので
使ってはいけません。
これは僕が購入した超音波式加湿器の説明書にも書いてありました。
なので手入れの仕方として必ず守らなければいけないのは
12時間以上経過したら残っていてもタンク内の水は交換することです。
捨てて入れるのが面倒だからと注ぎ足しをしてはいけません。
まずこのタンク内の水は常に交換するというのが鉄則です。
次に本体やタンク内の手入れもしなければいけません。
僕が非常にデメリットに感じたのはこの部分ですね。
水の交換はそんなに苦にはならないのですが本体の振動する部分?も
小まめに掃除していないと水垢?のようなものが付着します。
3日おきぐらいに掃除しているのですが、その部分が小さいのと
細かく分解することができないので掃除しにくいですね。
タンクの手入れは購入した時についてきた抗菌・除菌・消臭液 Drop Clean 【ドロップクリーン】
加湿器や空気洗浄機用の抗菌・除菌・消毒液を2、3摘垂らして
水を入れ、シェイクするという方法を取っています。
これは大体1週間に1回ぐらいで基本は水を交換する時に水道水を
入れてかき回してという形にしています。
手入れ自体はシンプルなのですが、他の方式の加湿器だと掃除は
月1回で大丈夫という商品も多いのでそれに比べるとこの頻度は
超音波式加湿器のデメリットだなと思います。
僕自身も超音波式加湿器は手入れが面倒というのは事前に知っていましたが
まさかここまでの頻度でやらなければいけないとは思いませんでした。
超音波式アロマ加湿器~sablier~サブリエを実際に使ってみた口コミ
僕が実際に購入したのは
超音波式アロマ加湿器~sablier~サブリエ
なぜこれにしたのかと言えば値段の安さとデザインです。
ですので購入して満足していると言えば満足していますし、
アロマやドロップクリーンなどが特典で付いてきたのも魅力でした。
ただ購入当初はここまで手入れを小まめにしなければいけないと
思っていませんでした。
超音波式アロマ加湿器~sablier~サブリエ自体にデメリットがあるとすれば
内部の掃除がしにくいというところですかね。
タンクを外しても水が少し残ってしまう構造なのでタンクの水を
交換する時にその残った内部の水も捨てないといけません。
少しでも放っておくとすぐに雑菌が繁殖します。
一度シーズンが終わって閉まった後にこの内部残る水を捨てるのを
忘れたことがあるのですが次見たらカビがめっちゃ付いてました。(笑)
それを見てからというものより一層手入れに熱が入りました。
ですので小まめに手入れができる人にとっては
超音波式アロマ加湿器~sablier~サブリエは音も静かですし、
1万円程度で購入できるのでオススメですが、ここまで紹介してきた
手入れが面倒だと感じるのなら他の加湿器を探したほうがいいでしょう。
まとめ
超音波加湿器は大手の家電メーカーからはほとんど出ていません。
その理由は色々言われています。
例えば利用者が手入れを全くしないと健康被害に繋がるので出さないとか、
昔から構造に変化がなく売り出すのが難しいとか・・・。
確かに言われてみると大手家電メーカーの超音波式加湿器ってないなと
探している時に気になった瞬間がありました。
通販で売られているのはどこも聞いたことないメーカーでした。
ただ、ダイソンの超音波式加湿器みたいに紫外線を使って除菌をするという
進化した超音波式加湿器もあったりします。
個人的には超音波式加湿器の最大のメリットである安いというのが
消されてしまっているように感じますが。
どんなタイプの加湿器にもメリットとデメリットはあると思いますが、
超音波式加湿器の購入を考えているという方はここまで紹介してきたような
デメリットがあると覚悟をして加湿器選びをしていただければと思います。