ラーメンの汁や使用済みの天ぷら油を処理するときにどのような方法で処理をしていますか?
先日、TVで排水口の中で油が固形化されて詰まっているVTRが流れていて、
ラーメンの汁や使用済みの油をそのまま排水口に流すのを躊躇ってしまいました。
そこで、そんなときにどのように処理をするべきなのか、正しい処理の方法などを調べていみました。
ラーメンの汁や使用済みの油の処理に悩んでいる方は参考にして下さい。
キッチンの排水溝にラーメンの汁を流しても大丈夫?
晩御飯を簡単に済ませたいときに大活躍する「カップラーメン」や「袋麺」ですが、
食べ終わった後の汁をどうすればいいのか処理に悩むことがあるのではないでしょうか?
結論からお答えすると、キッチンの排水溝にラーメンの汁を流すことはあまり良いことではありません。
「絶対にダメ!」と決められているわけではありませんが、ラーメンの汁の中に含まれている油分が固形化して排水溝が詰まる原因になってしまう恐れがあるため、極力流さない方が良いとされています。
油分は分解されず「汚れ」として排水溝に蓄積されていき、悪臭の原因や環境にも家庭の排水溝にも悪影響を及ぼしてしまいます。
出来る限り環境や排水溝に配慮した処理を行うことが望ましいと言えます。
もし捨ててしまった場合の対処法とは?何をすればいい?
下水水道局の方は「極力流さないように」と言われており、環境に大きな差がでることはないようですが、
流さないにこしたことはありません。
ラーメンの汁を排水溝に捨ててしまった場合は、捨てたまま放置してしまうと油分が固形化して排水溝が詰まってしまうため、排水溝が詰まらないように手入れをする必要があります。
排水溝は最初の段階で手入れをしないと自分で綺麗にすることが不可能になり、業者に依頼をして清掃をしなくてはならなくなります。
そうなる前に捨ててしまった場合には排水溝の手入れを行うようにしましょう!
排水溝に流してしまった後はすぐに「パイプクリーナー」を使用して油分が蓄積されないように対処してください。
※パイプクリーナーはスーパーや薬局、ディスカウントショップで購入できるもので十分綺麗にすることができます。
どうやって捨てればいいの?正しい捨て方とは?
ラーメンの汁やその他の油分が含まれるものや、排水溝が詰まる原因になりそうなものは「新聞紙」や「キッチンペーパー」に吸わせて処理することで排水溝を詰まらせずに処理することができます。
新聞紙は調理をした後の油が残っているフライパンやラーメンの汁などに使用することができ、汚れを拭き取った後の新聞紙はビニール袋に入れて分別してゴミに出すだけでOK。
おすすめは牛乳パックに残った汁を入れて、そこに新聞紙を投入して汁を吸わせればそのまま捨てることができます。
新聞紙の他にも油を吸い取る専用の紙や不織布に吸わせるといった方法もあります。
完全に油分を排除できるわけではありませんが、コーヒーフィルターで簡単にろ過を行うのも効果的です。
また、ラーメンの汁や油分の強い汁物を捨てるときは、十分に冷やして固まった表面の脂を取り去ってから流すだけでも排水口につく油を少なくすることができます。
天ぷら油等の廃油で量が多いものは新聞紙やキッチンペーパーが大量にいるため廃油処理用の凝固剤や不織布を購入すると便利です。
まとめ
捨て方を工夫するほうが排水口の詰まりや臭いを防いで掃除の手間が省ける。
・ラーメンの汁や油分の強い汁物は牛乳パック等に入れて「新聞紙」や「キッチンペーパー」に吸わせてゴミに出す
・汁を冷やして表面に浮き出た油分を濾し取る。
・コーヒーフィルターで簡単にろ過を行うのも効果的
・天ぷら油等の廃油で量が多いものは廃油処理用の凝固剤や不織布を使うと便利。
台所は毎日使用する場所なので、汚れが溜まりやすく排水溝が詰まりやすい状態になることが多く、手入れも大変な作業になってしまうことがあります、
今回ご紹介した方法を参考に普段から気を付けて生活をするだけで排水溝を健全な状態に維持していって下さい。