そろそろ蒸し暑くなりましたね、エアコンをそろそろ使い始めた人もいるんじゃないでしょうか。
家のエアコンはもう20年選手なのでそろそろ買い替えを考えていて、できるだけ安く済ませたい!
っとの考えからエアコンのDIYに挑戦することにしました。
大まかな手順は以下です
② エアコンの室内機を壁に設置する。
その際にVVFケーブル室内機に取り付け、配管、排水ホースを壁の穴から出す。
③ 室外機を外の好きな場所に設置する
④ フレア配管を室内機側と室外機側にジョイントする。(室内機⇔フレア配管⇔室外機)
⑤ VVFケーブルを室外機側に取り付ける。(室内機⇔VVFケーブル⇔室外機)
⑥エアパーチをして配管内の空気を追い出す。
⑦ 配管やホース類をテーピング、配管を通した穴を粘土で埋める
目次
エアコンの取付に必要な道具と無くてもできる道具
エアコンの取付に絶対に必要な道具とあったら便利だけど何とかなる道具をまとめてみました。
・フレア配管セット(フレア配管、VVFケーブル、ドレーンホース、穴埋めパテ等のセット)
・ホールソー
・ドライバー、モンキーレンチまたはスパナ×2、六角レンチ
・フレア配管セット
これは絶対に必要です!
すでにフレア加工しているものが売っていますので余計な道具と技術が不要になります。
絶対に買いましょう。
その際にVVFケーブル(内機と室外機を繋ぐのケーブル)が付いているセットを買いましょう。
このケーブルも必要になります。
配管を束ねるテープや穴埋め用のパテも入っているので非常に便利です。
・ホールソー
新規に取り付ける際、壁に穴が空いていない場合は必要になります。
・ドライバー、モンキーレンチまたはスパナ×2、六角レンチ
モンキーレンチやスパナはフレアナットを締め付けるのに使用します。
六角レンチは室外機からガスを放出するのに使います。
100均でも買えますので揃えておきましょう。
有ったほうがいいけど無くても何とかなる道具
・真空ポンプ
・フレア加工ツール
・ナイログ
・ケーブル剥き
・真空ポンプ
配管の中の空気を追い出すのに使います。
「真空引き」と言います。メーカ推奨ですがそれ以外の方法でも対処することが可能です。
・フレア加工ツール
フレア加工された配管を買えば必要のないものです。
取り付けに失敗した際にあったら便利ですが、なにせ高価なので出来れば無しで行きたいですね・・・
・トルクレンチ
フレア配管を繋ぐナットを締めるレンチです。
規定トルクで閉めないといけないのですが、無くても締める方法があります。
やり方はこちら→フレアナットをトルクレンチ無しで締めるやり方
・ナイログ
フレア配管の接続部に塗るガス漏れ防止剤です。
正しくフレアナットが締めることができるなら必要ありませんが、保険の意味も込めて有ったほうが無難かもしれません。
(数十回分は入っているので取り付けが終わったらフリマアプリで売ると100円~数百円くらいで使用できます。僕は新品で買ってフリマアプリで8割くらいの値段で売れました。)
・ケーブル剥き
無くてもナイフやハサミで代用できます。
・樹脂製エアコン架台
室外機の下に敷く台です。
わざわざ買わなくても水平さえ保てればその辺の石でも大丈夫です!
ホームセンターで安いレンガを買っても良いと思います。
重量が気になる場所への設置の際には樹脂製を買うことをおすすめします。
エアコンの取付工程
では実際に始めていきます。
1室内
① 部屋に配管を通す穴をあける。・壁の穴開け
エアコンの配管を外の室外機まで通す穴を開ける作業です。
これは古いエアコンが付いていて、買い替えならばすでに開いている穴を利用すればOKです。
もしそうでないならホールソーで穴あけが必要で、レンタルや購入で料金がかかります。
僕の場合は付け替え作業なので空いていた穴を再利用します。
穴をあける際は少し傾斜をつけて開けるとドレーンホースに水が溜まりにくくなります。
② エアコンの室内機を壁に設置する。
・次にこの穴に合うようにエアコンの引掛けパネルを壁に打ちつけます。引っ掛けパネルはエアコン本体に付いている物なので確認しましょう。
・エアコンの室内機にVVFケーブルを接続します。
被覆を剥いて
同じ色のソケットに差し込みます
・排水ホースを取り付けます
・室内機をステーに取り付け、穴から配線類を外に出します。
この時排水がスムーズに流れるように排水ホースを下にして出します。
2室外
③ 室外機を設置する
今回はエアコン台がありましたので使用しました。地面に直置きするとすぐに錆びますのでブロック等を使って工夫しておきましょう。
直接地面に足が接触すると早期に腐食してしまいます。
④ フレア配管を室内機側と室外機側にジョイントする。(室内機⇔フレア配管⇔室外機)
・室内機側のフレア配管を接続します。
外に出た管に用意していたフレア配管に同じ太さ同士の配管を接続します。
この接続に失敗するとガス漏れが発生してエアコンが冷えませんので保険の意味を込めて
接続部にナイログを塗ります。
ラッパ状の先っぽが合うように少し揺らしながらナットを締めます
この際必ず銅管どうしが一直線になるように固定して締めましょう。
角度がついていると先っぽが潰れて失敗します!
こんなふうに銅管に角度がつくと失敗する可能性が高くなります。
僕は2回失敗しました・・・(´;ω;`)
トルクレンチとモンキーレンチで締め付けます。
トルクレンチを使わないで締め付けるやり方はこちら→
※結構硬いです、僕はかなり不安になりながらもなんとか締め付けることができました・・・
・室外機側のフレア配管を接続します。
接続部が固定されていて動きにくくなっていますので、室内機側より楽に取り付けることができると思います。
⑤室外機側の配線をします。
これも室内機と同様に同じ色に接続します。
⑥エアパーチをして配管内の空気を追い出す。
3・真空引き、エアパーチ
エアコンの室内機と室外機に取り付けた配管の中に冷媒ガスを流して、配管内に残っている空気や水分を追い出す作業のことです。こちらのやり方は他のブログやYOUTUBEで詳しく説明されてますので調べてみてください。
真空ポンプ(真空引き)を使うやり方とそうでない場合があります。
真空引きのほうは真空ポンプが必要ですので、レンタルや購入で料金がかかります。
低圧と高圧のバルブの蓋を取ります。
まず高圧側のバルブを開きます。配管の太いほうが高圧です。
これで室外機から配管の中に圧縮ガスが送られます。
次に低圧側のエア抜き弁を押し込みます。するとガスに押されて空気が抜けていきます。
後で実際に工事していた人に教えてもらったのですが3mの配管で5~10秒ほど開けて押すといいそうです。
最後に低圧側のバルブを開けます。
コレでガスが 室外機→配管→エアコン室内機→配管→室外機 の順に巡ることになります。
最後にバルブの蓋を締めます。フレア配管の取付部に石鹸水を塗ってエア漏れがないことを確認してください。
⑦ 配管やホース類をテーピング、配管を通した穴を粘土で埋める
これは雨水等が入らないように下から上へ巻いていきます。
これが結構しんどいです・・・
まとめ
一連の作業はコレで終了です。
あとはフルパワー冷房で運転して問題がないことを確認してください。