2018年は変な動きをする台風が多い印象があります。
また例年と比べるとそもそも台風が多いような・・・。
気のせいかもしれませんが、
なんか2018年はいつもより台風の進路や情報に敏感になっています。
で、台風の最新情報や進路について調べると遭遇するのが「台風のたまご」です。まあなんとなくたまごという言葉から発生したばかりの台風なんだろうなと想像できますが、ちょっと気になったので、どこまでを「台風のたまご」と呼ぶのか?台風のたまごが発生した場合の最新情報はどうやってわかるのか?について調べてみたので参考にしてくださいね。
そもそも台風のたまごとは?
台風のたまごとは、冒頭でも紹介したように台風になる前の熱帯低気圧のことをたまごと呼びます。そのまま成長して台風〇〇号になることもあれば、台風になる前に消滅する場合もあります。
普段ニュースで取り上げられるのは台風になった熱帯低気圧だけです。しかし、熱帯の海上では次々と台風のたまごが発生していることもよくあります。
台風のたまごの状態でも大まかな進路予想のデータなどは調べることができます。ただ、台風のたまごと呼ばれる状態だと結構進路予想は外れるような印象がありますね。
ですがある程度台風の発生を予測して備えることは大切なことです。特に沖縄に住んでいる人は台風の凄まじさを知っているので台風の最新情報には敏感です。台風の最新情報=台風のたまごの情報というわけですね。
台風とたまごの違いを教えて!
では、台風のたまごが台風と呼ばれるのはどのタイミングなのでしょうか?台風も、台風のたまごも言ってしまえば同じ熱帯低気圧です。
台風と台風のたまごの違いは強いか?弱いか?です。
気象庁
要するに熱帯低気圧の中の風速が強いのが台風というわけですね。
台風のたまごの最新情報がわかる米軍台風進路予想アプリ
昔は台風情報と言えばテレビやラジオで報道されている情報が全てといった感じがありましたが、最近はインターネットで台風に関する様々な情報を調べることができるようになっています。
台風の最新情報を知ることができるサイトは気象庁を始めいくつかありますが、そんな中でも熱烈な支持層を獲得しているのがアメリカの米軍合同台風警報センター(JTWC)の台風情報です。
例えば今であれば「台風16号」が話題になっていますが、進路情報などを検索すると「台風 16号 米軍」といったキーワードが出てきますが、これはJTWCの進路予想を知りたい人が検索しているキーワードです。
結構どの台風の進路予測の時でも米軍というキーワードが出てくるので皆さんJTWCの情報を信頼していることがわかると思います。
また、JTWCのサイトを見るとまだ気象庁がマークしていないような台風になりうる熱帯低気圧、つまり「台風のたまご情報」が幅広く見れるんですね。
あまり関係ありませんが、台風だけでなくハリケーン情報までわかります。(笑)まあそれだけ広範囲の熱帯低気圧の最新情報がわかるというわけです。
ですが、英語で書かれているサイトを見てもどこをどう操作すれば台風のたまごの情報が出てくるのがわからないという人も多いと思います。そんな人におすすめなのがJTWC米軍台風進路予想アプリ「Typhoon! Radar」です。
このアプリを使えばJTWCが把握しているほぼ世界中の熱帯低気圧がわかります。しかも、熱帯低気圧の規模を色分けしてあるので視覚的に台風情報がわかります。
例えば日本の台風の定義に当てはめると白で表示されているのが台風のたまご、黄色になったら台風といった具合です。
その他、JTWCが提供する最新の台風予測情報をチェックできる「Typhoon – 日本の台風情報」というアプリもあります。
自分はスマホよりもパソコンを操作している時間のほうが長いのでJTWCのサイトをよく見ますが、スマホで台風のたまごの最新情報が知りたい方はダウンロードしてみてはいかがでしょうか?
さいごに
この記事を書いている段階で2018年はすでに16号まで台風が発生しています。
2018年は梅雨明けが早かったのでそれが台風の発生にどう影響するのか?わかりませんが、毎年で平均すると27個前後の台風が発生するみたいなので当分は台風情報をチェックする日々がまだまだ続きそうですね。
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