冬場にブーツを履く機会が増えると気になるのが臭いですね。
たまにブーツを履くことがあるのですがあの臭いは
なんとも言えないものがあります。
あのブーツの革の臭いと足の臭いが混ざり合ったような臭いは
できれば自分の鼻だけで留めておきたいものです。
そう思っていたところふと見ていたテレビ番組でブーツの
臭いを抑えるための対策として何が一番消臭効果があるのかという
実験をしていたので「ブーツを履くと臭う・・・」とお悩みの方は
参考にしてみてくださいね。
ブーツの臭い対策で入れておくものアンケート
そのテレビ番組ではまず街中でブーツを履いている人を中心に、
ブーツの臭いを抑えるために一番効果があるのは?という
アンケートを行っていたのでまずはその結果をご覧ください。
多くの人はブーツの臭いを取るために脱いだ後に
臭い取りとして下記のようなものをブーツの中に入れているようです。
ブーツの臭い対策100人アンケート
理由:消臭剤の定番として色々なグッズがあるから
2位 「重曹」 22人
理由:消臭効果がある、臭いの元を中和するから、万能性があるから
3位 「新聞紙」 19人
理由:水分を吸収する、新聞のインクが臭いを取る
4位 「10円玉」 16人
理由:10円玉の素材である銅には殺菌効果があるから
と、以上のようにブーツを脱いだ後に何かを入れておくことによって
臭いを消すという対策をしている人が多いということがわかりました。
どの素材も一度は聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか?
果たしてこれらの対策は本当に消臭効果があるのでしょうか?
ブーツの臭い対策の実験結果
ちなみに一般的な女性のブーツの臭いというのは臭いセンサーで
計測するとクサい人では1000という数値が出るそうです。
この1000という数値はぬか漬けと同じレベルなんだそうです。
この番組の実験ではブーツというのは足の臭いもそうですが元々の
革の臭いもあるということで数値が600以下になれば消臭効果があるということで
「木炭」「重曹」「10円玉」「新聞紙」をそれぞれ人工的に作った1000の数値が
出るブーツに入れて12時間放置をするという実験を行っていました。
その結果は以下の通りとなりました。
時間は臭いセンサーの数値が600以下になるまでのタイムで
短ければ短いほど消臭効果が高いということになります。
木炭は比較的入れた直後から臭いの数値が急降下していきましたので
即効性というのもある程度は期待できるでしょう。
アンケート通りの結果になったということですね。
2位 「新聞紙」 9時間26分
新聞紙も比較的入れた直後から数値が下がり始めるのですが木炭よりは
緩やかに少しずつ臭いを消してくれるというイメージでした。
ただすぐに用意することができるという点では一番お手軽かもしれませんね。
3位 「重曹」 10時間12分
重曹は吹きかけた直後に数値がストンと下がっていくのですがその後は
臭いの数値の動きが少なく自然と下がっていったという感じでした。
4位 「10円玉」 682
10円玉に関しては臭いの数値が600以下になることがなかったので
消臭効果はないという結論になってしまいました。
結構昔からブーツに限らず靴には10円玉を入れると臭いが取れるという話を
聞いたことがありましたのでちょっと複雑な気分ですね。
と、いうことで、ブーツの臭い対策として脱いだ後に入れておくと
一番消臭効果が期待できるのは「木炭」という結果でした。
なぜ木炭でブーツの臭いを消すことができるのか?
なぜ木炭でブーツの臭いが消えるのか?という話ですが、
木炭の中はとても細かな穴が空いていて、その穴がブーツの中の臭いを
吸着することでクサい臭いを取ることができるのだそうです。
あとがき
ということで、ブーツがクサい!臭いが気になるという方は
木炭を買っておいて玄関にでも置いておいてブーツを脱いだ後には
木炭を入れておけばクサい臭いに悩まされることはなくなりますね。
木炭がないという場合は新聞紙でも消臭効果は期待できますが、
臭いの程度やそのまま放置しておける時間によっては完全に
臭いを消すということは難しいかもしれません。
何しろ1位の木炭でも約7時間半かかっているわけですからね。
そしておまじないのごとく10円玉を入れているという方は
ほとんど消臭効果がないのでやめましょう。(笑)
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