インフルエンザで会社を休む期間や会社側の対応、補助制度について

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乾燥する時期になると健康管理にもより一層注意が必要になります。
その中でもインフルエンザは一番厄介と言えるかもしれません。

 

もしあなたが今インフルエンザにかかってしまったのなら、
休む期間はどれぐらい必要なのか、会社に申告した時の対応や
欠勤扱いにされてしまった時の補助制度について知っておいて
損はないかと思います。

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インフルエンザで会社を休む期間は一般的にどれぐらい?

インフルエンザで会社を休む期間はどれぐらいが一般的なのでしょうか?

 

会社や仕事などを抜きにするとインフルエンザの潜伏期間は発症してから
長くて7日間と言われているので熱が下がったり、体調が良くなっても
周りの人への感染を防ぐためにも7日間は休む期間を取らなければいけません。

 

しかし、会社や仕事を休む期間となるとそうもいかないことが多いです。

 

「インフルエンザに感染した場合は~日間休むこと」といったルールが
会社でハッキリしていれば例え欠勤扱いになろうとも割り切れるかもしれませんが、
このようなインフルエンザに関するルールがキチッと決まっている会社は
ありませんし、回復力には個人差があるので難しいんですよね。

 

「~さんはインフルエンザになったけど4日間で復活したよ。」と
他の人の欠勤日数と比較してくるような上司もいるでしょうし、
反対に体調がまだ優れないのに無理して出勤しても迷惑がる上司もいます。

 

ですのでインフルエンザで会社を休む期間は会社と相談しましょう。

 

ここが折り合わないからどれぐらい休むのが一般的なのか?という疑問が
湧き上がるのは百も承知ですが、7日間休むのが一般的だとしても
あなたの会社が4日間というなら4日間でなんとかするしかありません。

 

大体そういう会社は何を言っても無理です。
あなた一人がどれだけ訴えても会社の方針が変わることはありませんので、
黙って耐えるかさっさとそんな会社は辞めるかどちらかしかないでしょう。

 

もちろん、「出勤しても仕事にならない」「他の人にうつす」可能性があり、
しっかり病院に行った診断書があることを報告した上でそれでも
まだ色々言われるようであればという前提ですが。

 

お互いに納得した上で休む期間を決めることができるのが一番いいのですが、
この時期は年末で忙しかったり、正月休み明けでいきなり休むのは気まずいなど
色々なことが交錯するので難しいんですよね。

 

反対にもう大丈夫なのに「休め」と言われる場合もありますよね。
しかし、会社のあるべき姿としてはインフルエンザにかかった場合は
完治するまで休ませなければいけないというのが常識ではあります。

 

インフルエンザの際の会社の対応や扱いが悪かった時の対処法

インフルエンザで休んだ時の会社の対応もそれぞれです。
一番丸く収まるのは有給消化ということにして基本給はそのままであれば
不満が出ることは少ないと思いますが、中には欠勤扱いになる会社もあります。

 

欠勤扱いになって休んだ日の分の給料が出ないなら何がなんでも出勤するのに
会社から休めと言われて不満を溜めこむというケースも見受けられます。

 

インフルエンザで会社を休んだ時の対応はこれもやはり会社に委ねられます。
一般的には会社は休ませなければいけないので対応としては有給をあてるか、
欠勤扱いにして休ませるかのどちらかの対応となるでしょう。

 

もし、1週間休まなければならず、欠勤扱いになってしまったという場合は
健康保険を利用して傷病手当金という補助金を受け取ることができます。

 

簡単にいうと病気や怪我で3日以上会社を休んだ場合に標準の報酬の
3分の2が3日目以降から支払われるという制度でインフルエンザの場合でも
この傷病手当金を受け取ることができます。

 

なので1週間休んだ場合は3日目以降からの4日分の給料の3分の2は
受け取ることができるということですね。

 

当たり前ですが、欠勤していたとしても給料が支払われているという場合は
傷病手当金を受け取ることはできません。
つまり、有給を使って休んだ場合ですね。

 

金額を考えると当然有給休暇を使ったほうがもらえる給料は多くなりますが、
有給を残しておきたいという場合などは傷病手当金の申請をしてもいいでしょう。

 

傷病手当金に関しては会社側で申請をしてくれるケースもありますが、
全くスルーされることもあるので確認の上、してくれない場合は
自分で傷病手当金申請書を書いて会社に提出するようにしておきましょう。

 

意外と知らずに欠勤扱いのままで給料を受け取っている人も多かったりします。

 

インフルエンザの予防接種を会社が補助してくれるならやるべし

傷病手当金は健康保険の補助制度ですが会社によっては
インフルエンザの予防接種に対して補助金が出る会社もあります。

 

どれぐらいの補助金が出るのか?というのは会社によって様々ですが、
このようなインフルエンザの予防接種に対して補助制度がある場合は
多少の自己負担が発生したとしてもやっておくべきだと思います。

 

予防接種をしてもインフルエンザを発症してしまうというケースはありますが、
やはり会社側の意図も考えると補助制度があるのに予防接種をしないで
インフルエンザになったと言われたら、それこそ「自己管理ができていない」と
思われても仕方ありませんよね。

 

インフルエンザにかかってから会社に補助制度があることを知らなかったと
主張しても時すでに遅しですのでしっかり調べておくことをオススメします。

 

あとがき

ちなみに僕が昔働いていた会社は、インフルエンザになった場合は
診断書を持っていけば公休扱いにはなったので給料面で支障が出ることは
ありませんでしたが、体調管理が甘い!ということでネチネチと言われ続けるという
風潮があったのでインフルエンザかもしれないと思っても決して病院には行かず、
周りに体調不良がバレないように、またうつさないように配慮して働くという
謎の伝統みたいなものがありました。(笑)

 

このような表向きは休んでいいとなっているのに休んだら休んだで
面倒なことが起こる会社に勤めている人もいるかと思います。

 

逆に給料を考えて働きたいのに休まなければいけないというジレンマを
抱える人もいるかもしれませんが、インフルエンザにかかってしまったら
もう仕方がないのでとにかく予防に全力を尽くすしかありませんね。

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