本を高い値段で売るためにはどのように売るのが一番良いのでしょうか?
過去の引越しの際に某大手古本チェーン「〇ックオフ」に250冊ほど売って総額3932円だった苦い過去を持つ僕が古本買取りについて調べてみました。
帯の有無は本の買取り価格にどれほど影響を与えるのか?宅配買取りで手軽に本を売りたい時に少しでも高く売るために利用したいオススメの買取りサービスについても紹介しています。
本を高い値段で売るなら一番方法は?
本を高い値段で売ることを考えた場合に、どのような方法で売るのが一番得をするのでしょうか?
まず、本を売る方法について考えてみると、店舗を構えているお店に持って行って本を売る「持込み」アマゾンやヤフオク、メルカリなどに出品して本を売る「個人売買」、そして、ネットから申し込みをして自宅まで集荷してもらう「宅配買取り」この3つが本を売る方法としてはメジャーと言えます。
僕はどれも試したことがありますが、高い値段で売ることだけを考えるのであれば、間違いなく「個人売買」が一番高く売れると断言できます。
アマゾンで本を出品すると1円で落札されたとしてもメール便などを使って送料の誤差で最低でも100円ぐらいは儲けを出すことができたわけですからね。大手の古本屋の店舗に持込みをすると1冊10円なんてことも珍しくないわけなので1冊最低でも100円で売ることができれば絶対に一番いい方法なのは間違いありません。
ただ、個人売買の場合注意しなければいけないのは「売ることができれば」という点と出品や発送など本を売るのにかかる手間の部分です。当然売ることができなければお金になりませんし、一度に大量の本を売る場合は相当手間がかかります。それでも本を高く売りたいなら個人売買がオススメです。
個人売買なら昔はアマゾンがオススメだったのですが、メール便が使えなくなったり、手数料が高くなったりしたので最近のオススメでいうとメルカリが良いみたいですね。
メルカリというと若い女子が利用しているフリマアプリというイメージがあるかもしれませんが、CMなどで大々的に宣伝している影響からか、最近はユーザーが増え、ユーザー層も広がってきています。そして、ファッションだけでなく、本も意外と出品されていますし、比較的早く落札されます。
メルカリで落札された本を発送する場合、ヤマト運輸と提携しているのでネコポスを利用して150円の送料で送ることができます。後は価格の10%と振込の手数料が引かれます。(メルカリでは着払いで出品することも可能ですが、送料込で出品したほうが売れやすい)
メルカリでは結構色々なジャンルの本が出品されていますが、売れやすい&高いなと感じる本のカテゴリーで言えば参考書やコンピュータ/ITあたりですかね。
手間をかけたくない、大量の本を早く処分したいという場合は「持込み」か「宅配買取り」になりますが、どちらの方法のほうが高く売れるのかと言えば店舗やサービスによって違うので単純には言えません。
例えばブックオフの場合、おおやけにはしていませんが宅配買取りの「宅本便」を利用するより、持ち込んで店舗で買取りをしてもらったほうが査定額が若干高くなると言われています。
宅配買取りの場合、集荷・送料が無料となっているサービスが多いのですがサービスによって、その分を査定額からこっそり引いているサービスと、店舗を構えていない分を還元しているサービスとに分かれているような気がします。
個人的な憶測ですが、ブックオフのように実店舗を持っている買取りサービスの場合、宅配買取りの送料を査定額から引いているんじゃないかと思っています。
大量の本を売る場合、持込みをすることができないという状況も考えると手間をかけずに本を高い値段で売るなら「宅配買取り」が一番いいのではないかと思います。
なので本を高い値段で売る方法としては
「個人売買(メルカリ)」>「宅配買取り(実店舗なし)」>「持込み」ではないかと思っています。
本を宅配買取りで売るならここがオススメ!
本を宅配買取りで売るなら僕のオススメは「Vaboo(バブー)」です。
本の買取りには2種類あると思っていて、ただ単純に本の状態のみで査定をする場合と、本の価値までしっかりと査定している場合です。
バブーは宅配買取りのメリットとも言える当日集荷や送料無料といった基本的なメリットはもちろん、5点以上であれば査定に満足できない場合の返送料も無料ですし、査定から振込までのスピードが早く、その本の価値についてもしっかりと評価をしてくれます。
アマゾンでいくらで売られているか?と人気はあるのか?希少な本かどうか?という部分をしっかりと査定額に反映させているので当然状態のみで判断する店舗よりも査定額は高くなります。
また、売る本によっては価格保証やバブリープライス(買い取り強化本)なども設定されています。全ての本の査定額が高いというよりは価値がある本に関してはしっかり値段を付けてくれる感じです。
残念なことがあるとすれば、1冊1冊の査定額はわからないということでしょうか。
まあ大量の本を預かった場合のことを考えると仕方ないとは思いますが。
もちろん10円とか値段が付かないという本もあるとは思いますが、
せめて「この本が高かった!」というのだけでもわかるといいんですけどね。(笑)
本の宅配買取りの中には送料は無料だけど返送料がかかりますみたいな感じでとりあえず送らせておいて低い査定額で納得させるというサービスがたくさんありますが、バブーはサービスを開始した時から5冊以上なら返送料無料でやっているんですよね。
そういった誠実なところが気に入っているところでもあります。
なので個人売買は面倒だけど少しでも高く本を売りたいという方は一度バブーに査定をしてもらってみてはいかがでしょうか?
本を売る時に帯のある・なしは査定額に影響する?
本を売る時に本の状態を査定する時に帯のある・なしは影響してきます。もちろん、本の帯はあったほうが査定には良い影響を及ぼします。
個人売買では本の帯があるだけで結構値段が上がることもあります。そのような本はどちらかというとコレクター向けとなるので査定額も上がります。
ですので売るかもしれない本なら帯は付けたままにしておくのがいいでしょう。本屋さんで付けてもらったブックカバーなんかもそのまま査定に出すと良い状態で本を保っているという印象を与えるので多少は査定額に良い影響を及ぼすかもしれません。
ただ基本的には帯があるからといって劇的にその本が高くなるということはありません。特にブックオフのような買取り店の場合は尚更です。
帯の他にも、本の状態を判断するポイントというのはいくつかあります。
まず、「本のカバー」です。
破れや汚れがないかどうかはもちろんですが、古本屋で購入した本を売る場合に、値札のシールをそのままにしていると買取り額は安くなってしまいます。
次に、「本の小口」です。
本の小口というのはどの部分かというと、本を閉じた時のページの部分です。
よく古い本ですと日焼けによって茶色くなってしまっているものが多いです。
新刊などを見ればわかると思いますが新しい状態の本は小口も白いですよね。
当然小口が白い本のほうが査定額は高くなります。
最後に「ページ」です。
ページにも日焼けがあったり、書き込みや破れなどがあれば状態の悪い本となります。もちろんそうなれば査定額は低くなってしまいます。
本の状態はこのような部分で判断されます。
古本屋のシールなど、手入れをすることで状態を良くすることも可能ですが、大量の本を売る場合なんかはわざわざそれをするのも面倒に思ってしまうかもしれませんね。
それにそもそも高く売れない本は状態を良くしても買取り額には限界もあるのでこれは高く売れそうかなと期待をかける本のみ状態を確認しておくという形でもいいでしょう。
あとがき
以上、本を売る時に一番良い方法などをまとめてみました。
僕の場合ですが、高く売れそうな本であれば今でもたまに個人売買で売っていますが、大抵は宅配買取りにお願いするということがほとんどですね。
漫画なんかだと状態が悪い本の場合はまとめ売りでオークションに出すこともあります。ただやっぱり手間を考えると宅配買取りが便利なんですよね!
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