車検切れの車で乗ることができないのに税金を払うって勿体ないですよね。
しかし、実際には車検切れであろうが、乗っていない車や動かない車でも
廃車手続きなど何かしらの対応をしなければ税金を支払わなくてはいけません。
無駄な税金を支払うことのないように、車検切れの車の税金が発生する
タイミングやどのように対処するべきか?という点について
今回の記事はまとめてみましたので参考にしていただければと思います。
車検切れの車で税金が発生するタイミング普通自動車&軽自動車
まず普通車にしても軽自動車も同様なのですが、車検切れで乗れない状態で
あっても税金は発生します。
この場合の税金とは自動車税です。
しかし、自動車税が発生するタイミングは普通自動車と軽自動車では違います。
軽自動車の場合は3月31日までに廃車手続きか売却など処分を行えば翌年の
税金を請求されることはありません。
普通車の場合は月ごとに税金が発生するので12月31日までに廃車手続きか
売却など処分を行えば1月以降の税金が請求されることはありません。
普通車の場合、例えば9月に車を処分したという場合はすでにその年の税金を
全額支払っている場合は返金してもらうことが可能ですし、分割で支払っている
場合には10月以降の税金に関しては支払わなくても大丈夫です。
その車が動くか動かないか、使っているか使っていないかではなく
ナンバープレートが付いている限りは支払わなくてはいけないということですね。
車検切れの車の税金を滞納するとどうなる?
車検切れの車の税金でよくあるトラブルは乗っていないのだから
税金を支払うのは勿体ないということで滞納してしまうケースです。
ですので、もしまた車検を通して乗る時に税金の支払いを再開すれば
いいと考えていても、車検を通す時にはしっかりと車検切れの期間の
未納分を納めないと車検を通すこともできません。
車検が切れたからそのうち廃車にしようとする場合ですが、
この場合も抹消登録を申請した月までの納税が必要になります。
しかし、場合によっては車検切れ以降の税金に関しては課税保留と言う形で
免除してくれるといったケースもあるようです。
車検切れの車をそのまま売却しようという場合も税金を滞納していると
売却することができないというのが原則です。
ですので基本的に車検切れの車だからといって税金を滞納していると
どこかのタイミングで支払わなければいけないということです。
ただ、乗っていなかった期間の税金を免除してくれるということも
ありますのでお住まいの県税事務所や陸運支局に問い合わせてみましょう。
どちらにしても車検切れの車の税金を支払うなって勿体ない結果になるなら
早めに廃車手続きを行うか売却を検討することをオススメします。
車検切れの車の一時抹消手続きについて
車検切れの車を所有している人の中には複数台車を持っていて
その車検切れの車だけ当分乗らずにまた必要になった時に車検を通して
乗りはじめようというケースの方もいると思います。
要するに一時的に車検切れの自動車の税金を節約したいということですね。
この場合に行うのは廃車手続きでも一時抹消手続きとなります。
一時抹消手続きを行っておけばその期間の税金はかかりません。
ですのでまた乗る必要が出てきた時に再度車検を通して乗り始めるということです。
この場合、車庫証明などを一から取り直したりといった手間がかかりますが、
その抹消期間分の税金は支払わなくてもよくなるので税金を節約したい、
今は乗る機会がないが、また乗りたいという車検切れの車がある場合には
この方法は有効だと思います。
ちなみに抹消登録を行う際は実印と印鑑証明、車検証、ナンバープレートの
4つを持って管轄の陸運支局で手続きを行うことが可能です。
そして、次回に車検を通す時はその車をそのまま運転することができないので
仮のナンバープレートを発行してもらって車検を通すことになります。
あとがき
基本的に車検切れの車であっても処分しない限りは税金の支払い義務が
発生するわけなのですが、中には車検切れを理由に免除してもらったり
課税保留になったりするという話もあるので、税金に関して払いたくないと
言う場合はやはり一度お住まいの地域の税務課や陸運支局に問い合わせて
どのような対応を取るべきかを確認したほうがいいでしょう。
それが面倒で何もせずにただ税金未納、滞納の状態が続いてしまうと
後々になってよりややこしくなってしまったり負担が大きくなってしまうので
車検切れの車に関しては早めに対応しておくということがポイントと言えるでしょう。
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