乾燥肌対策で子供にできること、かゆみ対策やワセリン使用の注意点

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夏も終わり冬を迎えると気になってくるのが空気の乾燥。

 

乾燥肌と言えば大人でもその対策に悩まされるものですが、
子供が乾燥肌やかゆみを訴えて辛そうにしていると
自分以上になんとかしたいと思う方は多いと思います。

 

一般的には乾燥には保湿と言いますが、食生活の乱れや
普段の生活習慣にも乾燥肌の原因になることはあります。

 

原因となることが多ければその分対策も多くなります。
この記事では子供の乾燥肌対策としてできることや、
かゆみが出た場合の対策について紹介しています。

 

それでもかゆみがひどい場合やなかなか乾燥肌がよくならない
という場合は小児科で診察されることをオススメします。

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乾燥肌対策として子供にできることは?

 

子供の乾燥肌の対策として多くの方が実践していることを紹介していきましょう。

1、お風呂の入り方を改善する

普段はそこまで乾燥肌が気にならないけどお風呂に入った直後や
寝ている時に乾燥肌やかゆみが気になるという場合は
お風呂の入り方が原因になっている可能性があります。

 

 

お風呂に入ると聞くと乾燥肌というよりもむしろ肌が
潤っている状態をイメージする方も多いかもしれませんが、

    実は乾燥肌の原因を作ってしまっていることもあるのです。

 

 

対策としてはまずお風呂の温度です。
40℃以上のお湯で湯船やシャワーを設定していると皮脂が過剰に
落ちてしまうことで乾燥肌の原因となってしまうことがあります。

 

 

ですので現在40℃以上のお湯で設定しているという方は
子供が入る時だけでも38~39℃ぐらいに設定しておきましょう。

 

もちろん長時間お湯に浸かるのも避けたほうがいいでしょう。

 

また、体の洗いすぎにも注意です。
子供に体をちゃんと洗わせるためにゴシゴシ洗うように促していませんか?
実は体の汚れというのはほとんどが水に溶けるので湯船に浸かるだけでも
意外と落ちてしまうものなのです。

 

 

石鹸やボディーソープを付けて洗う必要があるのは脂や汚れが気になる
部分だけと言っても過言ではないぐらいです。

 

ナイロン製のタオルやスポンジでゴシゴシ洗ってしまうと皮脂の不足により
これも子供の乾燥肌の原因となってしまいます。

 

 

熱いお湯に長時間浸かり、体を一生懸命洗っているなら尚更です。
寒くなってくると暖まるためについつい長く湯船に浸かってしまったり、
遊びに夢中になってなかなか出てこないという子供も多いと思います。

 

 

ボディーソープやシャンプーに関してはあまり神経質になることはなく、
肌に悪そうな成分などでなく、子供用のものであればいいでしょう。
それよりもしっかりと洗い流すことのほうが重要です。

 

 

細かなことですがお風呂は毎日入る習慣ですのでその影響は大きいのです。

 

 

2、保湿の仕方

 

子供であっても大人であっても乾燥肌の対策として保湿は有効です。
上記のお風呂の入り方にも関係してきますが、お風呂から上がったら
できるだけ早く保湿をしてあげるようにしましょう。

 

 

お風呂に入った後は一見肌が濡れている状態なので潤っているように
見えますが、自然乾燥してしまうと肌の内部の水分も一緒に蒸発
してしまうのでより乾燥の危険が高くなってしまいます。

 

 

子供の場合は体を自分で拭いたり、着替えたりすることができない場合も
ありますが、一緒にお風呂に入られているなら浴室でそのまま体を拭いて
保湿をした状態で脱衣所で着替えさせてあげるといいでしょう。

 

 

髪の毛もできるだけ早く乾かしてあげるようにしましょう。
保湿ローションや保湿クリームは子供の体質などによって合う合わないが
出てくるものもあるので一概にこれがオススメというものはありません。

 

 

刺激が少ない商品で子供に合ったものを根気よく見つけましょう。

 

小児科や皮膚科ですと保湿剤としてヒルドイドローションが処方されますが、
子供の乾燥肌が病院に行くまででもないという場合は薬局で市販の
保湿剤で似たような成分の商品を使ってみるのもいいでしょう。

 

 

保湿クリームを全身に塗るとベタベタして子供が嫌がるということもあるので
クリームに関しては乾燥のひどい部位などポイントで使ってあげましょう。

 

また、お風呂上り以外にも小まめに保湿をしてあげることも重要です。

 

 

3、加湿

 

お部屋の加湿をすることは子供の乾燥肌対策だけでなく
風邪の予防にもつながるのでこの時期からは注意しておきたいところです。

 

 

加湿器でもいいですし、濡れたタオルを部屋干ししておくだけでも
湿度は上がります。

 

注意点としては加湿器の中には雑菌が貯まりやすいタイプのものもあるので
小まめに水を取り替えたりタンクの掃除をしておきましょう。

 

特に超音波式の加湿器は雑菌水をそのまま放出することになるので注意です。

 

 

4、食事や栄養分

 

子供はお菓子を食べすぎたり、食生活が偏ったりすると乾燥肌が
ひどくなってしまうこともあります。

 

 

子供の食生活を見直すことで乾燥肌の予防や改善の対策になります。

 

【乾燥肌に良いとされている成分】
ビタミンA ビタミンB ビタミンC ビタミンE セラミド α-リノレン酸 亜鉛

 

 

上記の成分は新陳代謝を活発にしたり、毛細血管の結構を良くしたりなど
乾燥肌対策として取り入れておきたい成分です。

 

 

特に変わったものではなくこれらの栄養素が多く含まれる食材は
比較的手に入れやすいものでもあるので子供の場合はよく言われることで
好き嫌いなくバランスよく色々なものを食べさせるようにしましょう。

 

以上の4つが日常でできる子供の乾燥肌対策です。

 

 

子供の乾燥肌でかゆみがある場合の対策について

 

子供が乾燥肌になっているとかゆみを訴えてくることもあるでしょう。

 

一応乾燥肌対策としてはかゆみが出る前に対策をするというのが
大前提でもありますが、かゆみが出てしまった場合は
どうすればいいのか?という対処法も調べてみました。

 

 

その前にやっておきたいのが爪の手入れです。
かゆみが出た時に「掻いちゃダメ!」というのは酷です。

 

 

大人でもかゆみを我慢するのは辛いのに子供は尚更我慢できません。
ただ爪が伸びていると肌を傷付けてさらにかゆみが増すこともあるので
せめて掻くなら爪の手入れはしっかりとしてあげましょう。

 

子供の乾燥肌でかゆみが出た場合に意外といいのがムヒソフトです。
生後一ヶ月から使用することができるので子供でも大丈夫です。

 

一応かゆみを予防するものなのですでにかゆみが出ているところに
塗ってもピタッとかゆみがなくなるという商品ではありません。

 

 

徐々に抑まるイメージです。
炎症を抑えたり、保湿効果もありますし、薬局などでも手に入れることが
できるので子供だけではなく家族の乾燥肌によるかゆみ対策として
備えておくのもいいでしょう。

 

しかし、かゆみが止まらない、掻いた部分の傷が化膿しているような
状態であれば小児科や皮膚科に行って診察を受けましょう。

 

 

子供の乾燥肌対策としてワセリンを使う際の注意点

 

子供の乾燥肌対策としてワセリンを使って保湿をするのが
良いと聞いたことがある人も多いかもしれません。

 

 

実際に子供だけでなく大人の乾燥肌対策としてワセリンは人気です。
しかし、そんなワセリンにも注意しておかなければいけないことがあります。

 

 

ワセリンというのは皮膚の表面から肌の水分が失われるのを
防ぐもので皮膚の上からコーティングして水分の蒸発を防ぐものです。

 

 

ですのでワセリンを塗っても乾燥肌が改善されることはないのです。
あくまでも保湿をした後にフタをするようなイメージです。

 

 

なぜ子供の乾燥肌対策としてワセリンがいいのかというと
安全な成分なので肌に余計な刺激を与えないで済むことで
子供やデリケートな部分の保湿をすることができるからです。

 

 

また、使用感はベタベタしてあまりよくないので嫌がる子供も
多いので乾燥が特にひどい部位にだけ使用するのがいいでしょう。

 

 

その場合もまずは潤いを与える保湿をしてからワセリンで
フタをするということは忘れないでくださいね。

 

 

まとめ

子供の肌がカサカサ、ボロボロになってしまったり、
かゆがっている姿を見るのは辛いものです。

 

 

日常のちょっとした習慣を変えるだけで乾燥肌が
改善されることも少なくありません。

 

 

ですので子供の乾燥肌の対策として何か一つでも役立てばと思います。
また、乾燥肌だと思っていたらアトピーだったということもあるので
かゆみや乾燥が何をしても良くならない場合は早めに小児科に行く
ということも考えていてくださいね。

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